The Chicago Manual of Styleが昨年改訂されて第16版が出版されていたんですね。
http://www. chicagomanualofstyle.org/home.html
登録している日本の翻訳会社が英訳の標準スタイルガイドとしてシカゴマニュアルを採用しているということで、改訂について今日メールが来て初めて知りました。
その翻訳会社が親切に要約してくれた変更点リストを見た限り、要は略語でのピリオドの使い方や大文字の使い方について、現在世間で一般的な用法に合わせた、というのが主旨のようです。
例えば、合衆国の略語はこれまでU.S.としていたがUSを採用したとか、ウェブという単語(ウェブサイト、ウェブページ等の)を小文字表記にしたとか。逆に「え、まだそうなってなかったの?」とびっくりです。ルールが現実から乖離してしまったので、遅ればせながらルールの方を合わせたということですかね。
そういえばしばらく前にTwitterの翻訳クラスタで、ピリオドの後のスペースは1つか2つか?という話が出てましたが、シカゴマニュアルではどうしているのかちょっと気になったので見てみたところ、スペース1つを採用しているようです。アメリカ人の中でもこれはよくある質問のようで、Q&Aセクションにも入っていました。