ハワイ開催のIJETがいよいよあと2週間と迫ってきてますね。
でも残念ながらヨーロッパからだとハワイは遠い…(泣)。なので今年はIJETはあきらめて、JTF翻訳祭に合わせて日本に行こうかと思ってます。IJETの方は、来年までのお楽しみ…。
さて、ヨーロッパで翻訳の仕事をしている人に、私が参加を予定している英国開催のふたつの翻訳ワークショップを紹介します。
J-Net Summer Workshop, Saturday 8 June 2013
J-Netでは年2回、1月と6月にワークショップを実施しており、今回の夏のワークショップはイングランド中部のノッティンガムで開催します。
午前中のセッションのテーマは翻訳の品質保証。” Quality in Professional Translation”と題する本の著者であるイーストアングリア大学のJ.ドゥルーガン博士を講師に招き、またJ-Netメンバーがフリーランス翻訳者、社内翻訳者、プロジェクトマネージャーの視点から品質保証について語ります。
午後のセッションは翻訳実習ワークショップ。事前に用意された英文・和文の原稿を、参加者で議論しながら訳してみよう!という内容です。
そしてしっかり勉強した後はもちろん交流会を兼ねたディナー。翻訳者の勉強会では実はこの夜の場でのネットワーキングがイベントのハイライトと言う人も…。毎回盛り上がります。
今回のワークショップでは、日曜日にも交流プログラムとして、ウォーキング会を用意しています。こちらは家族も参加OKです。
興味のある方はinfo@j-net.org.ukまで。
ITI Scottish Network Summer Workshop, Saturday 15 June 2013
ITI Scottish Network(ScotNet)は、ITIの地方部会のひとつで、1年を通じてさまざまな活動を行なっていますが、そのハイライトが夏のワークショップ。今年はアバディーンでの開催となります。
ScotNetにはさまざまな言語の翻訳者・通訳者が参加しているため、ワークショップの内容は特定の言語に限定せず、翻訳に関する一般的なテーマを取り上げています。今年のテーマは”Translating Cultural References”。サルフォード大学のJ.P.マイラック博士を講師に迎え、各国の独自文化に根ざした表現をどう翻訳するのかという問題を系統立てて検討します。
夜は毎年恒例のディナーとケイリー(スコットランドのフォークダンスパーティ)。そして翌日の日曜日にはガイド付きのバスツアーでアバディーン観光というプログラムも用意されています。
このワークショップはITIやScotNetの会員でなくても参加することができます。プログラムの詳細や問い合わせ先についてはこちらをご覧ください。
http://itiscotland.org.uk/diary/View/53/TRANSLATING-CULTURAL-REFERENCES.html
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