コンピューターで仕事をする人のためのRSI対策ガイド 【12】

【連載 第12回】体の使い方を見直す 今回はコンピューターから離れて、「体の使い方」という観点からRSI対策を考えてみたいと思います。もちろんRSIの原因はコンピューターを使う作業なので、使用環境や作業のやり方に関する対策は必須ですが、仕事をしていない時を含めた体の使い方も、RSIに大きく影響します。

コンピューターで仕事をする人のためのRSI対策ガイド 【11】

【連載 第11回】ハンズフリーでコンピューターを使う  コンピューター作業環境と使い方について詳しく見てきましたが、ここまでは腱鞘炎などの本格的なRSI発症には至っていないことを前提にしてきました。これまで説明してきた対策は、RSIの前触れ症状がまだ出ていない、あるいは前触れ症状はあるが本格的な痛みはないという人向けの、予防中心の内容でした。では、すでにRSIを発症している時は?

コンピューターで仕事をする人のためのRSI対策ガイド 【10】

【連載 第10回】連続作業時間について考える これまで、慢性筋肉負荷の3つの要因のうち、静的負荷と反復動作について検討してきました。静的負荷についてはデスク、チェア、キーボード、マウスを使う姿勢から緊張を取り除く方法、反復動作については省力化のヒントを利用して入力動作をカットするアプローチについて見てきました。今回は第3の要因、連続時間の問題について考えます。

コンピューターで仕事をする人のためのRSI対策ガイド 【9】

【連載 第9回】キーボードとマウス(2) 前回に引き続き、今回もRSIの主要原因であるキーボードとマウスについて考えます。前回はキーボードやマウスの配置やデザインに起因する静的負荷について考察し、体に合った製品の選び方や配置についてのポイントを見ていきましたが、今回は反復動作による負荷に焦点を当てたいと思います。

コンピューターで仕事をする人のためのRSI対策ガイド 【5】

【連載 第5回】仕事環境のチェックをしてみませんか?
RSI対策の最初の一歩は「ワークステーション・アセスメント」です。ここで言う「ワークステーション」とは文字通り「仕事をする場所」のこと。デスクとチェア、コンピューターと周辺機器、さらには照明や冷暖房などまで含めた仕事場のことを指します。