コンピューターで仕事をする人のためのRSI対策ガイド 【5】

【連載 第5回】仕事環境のチェックをしてみませんか?
RSI対策の最初の一歩は「ワークステーション・アセスメント」です。ここで言う「ワークステーション」とは文字通り「仕事をする場所」のこと。デスクとチェア、コンピューターと周辺機器、さらには照明や冷暖房などまで含めた仕事場のことを指します。

コンピューターで仕事をする人のためのRSI対策ガイド 【4】

【連載 第4回】あなたの筋肉疲労度は、どのレベル?
前回のてんぷら油火災の例えを続けてみましょう。RSIの痛みの原因、つまり油の過熱に当たるのは、コンピューター作業による慢性的な筋肉疲労の蓄積です。そしてRSI対策のアプローチは、現在筋肉疲労がどのくらい蓄積されているのか、つまりてんぷら油の温度がどの程度上がっているのかによって変わってきます。

コンピューターで仕事をする人のためのRSI対策ガイド 【3】

【連載 第3回】一筋縄ではいかないRSI治療
前回書いた通り、RSIはひとつの疾患ではなく、「コンピューター作業など手の使い過ぎによって手や腕、肩、首などに生じる疾患」を総称する言葉なので、一口にRSIと言ってもその発症個所も症状もさまざまです。しかし、いずれの場合も過負荷による軟組織の疲労損傷が要因なので、本格的に症状が出てくる前に、疲労の蓄積が予兆としてあらわれるのが普通です。

コンピューターで仕事をする人のためのRSI対策ガイド 【2】

【連載 第2回】「RSI」は、ひとつじゃない
前回書いたように、私は長年コンピューターが原因の痛みに悩まされてきましたが、腱鞘炎になったことはありません。では何の痛みだったのかというと、上腕骨外側上顆炎、通称「テニス肘」です。実はコンピューターが原因でテニス肘やゴルフ肘になる人は意外と多いのだそうです。では腱鞘炎とはどんな疾患なのかというと…

コンピューターで仕事をする人のためのRSI対策ガイド 【1】

【連載 第1回】「RSI」を知っていますか?
この連載のタイトルを見て「RSIって何?」と首をひねった方も多いと思います。RSIは”Repetitive Strain Injury”の略で、体の特定部分に繰り返し負荷がかかることで起きる、痛みや炎症などの諸症状を指す言葉です。医学的に認められた正式な疾患名ではないのですが、コンピューターの普及とともにメディアに登場し、今では英語圏で広く使われています。

「RSI対策ガイド」アーカイブ

アルク社ウェブサイト「翻訳・通訳のトビラ 」セクションが削除されてしまったため、連載「コンピューターで仕事をする人のためのRSI対策ガイド 〜肩こり、腱鞘炎、頸肩腕症候群…仕事を続けるために知っておきたいこと~ 」のアーカイブへのリンクをこちらにまとめました。