今年初めに、「蜂や蝶、甲虫類など多くの昆虫種が劇的に減少しており、数十年で絶滅する可能性がある」というニュースがありました。その原因のひとつが生息地の消滅。そのため英国では、英国に自生する野草が花を咲かせることができる草地を増やそうという運動が急速に広まっています。
ガーデニング番組でも、「芝生を刈る回数を大幅に減らして野草が咲き乱れるwildflower meadowに変えよう」というアドバイスがひんぱんに聞かれるようになりました。
そんな中で、こんなニュースが目に留まりました。
Roadside wildflower meadows are springing up across the UK – and they're helping wildlife in a big way.@OliviaNorfolk https://t.co/loN5QQnWVL
— The Conversation (@ConversationUK) July 9, 2019
英国では道路の両側に芝生で覆われたスペースが空けてあることが多いのですが、その代わりに野の花畑にしようというキャンペーンです。道路沿いに長く続く自然の野草地は、昆虫や野生動物にとっても素晴らしい生息地になるはずで、さらに夏には定期的に刈る必要がある芝生と違って手入れの手間がほとんどかからず、コスト節約にもなるから一石二鳥というわけです。
BBCニュースでも詳しく紹介されていました。
https://www.bbc.co.uk/news/uk-england-48772448
キャンペーンのウェブサイトはこちら。
https://plantlife.love-wildflowers.org.uk/roadvergecampaign