先日Twitterで、こんな情報が流れてきました。
A UK university changed their search engine to Ecosia👍🌳🌲🌴💚 https://t.co/hHGOalonzB
— ɬɧɛ ʂɬrąŋɠɛr (@maleblackswan) November 18, 2020
私がフォローしている人ではないので、誰かがリツイートしたのだと思いますが、そういえば数年前にこの検索エンジンの話を読んだことがあったなあと思い出しました。
Ecosia（エコシア）はドイツ生まれの検索エンジンですが、最大の特徴は、Ecosiaでウェブ検索をすると植林プロジェクトに貢献できるということ。
Ecosiaはドイツ生まれのソーシャルビジネスで、検索結果に表示された広告から得られるクリック報酬で運営され、利益の約8割を世界各地での植林プロジェクトに還元しています。2009年末に設立されたEcosiaが今までに植えた木の数は、合計1億本に達したとのことです。
以前読んだ記事では「グリーンな検索エンジンであるという点は評価するが、Googleに比べると使い勝手はいまひとつ」という結論になっていて、そのまま忘れていたのですが、ここ最近Googleに不満を感じることが増えていたこともあり、私も試してみることにしました。
私が通常使っているChromeでは、拡張機能としてエコシアをデフォルト検索エンジンに設定することができます。Microsoft EdgeやMozilla Firefoxでもアドオンがあり、スマホでの検索用にはiPhoneやAndroidのアプリもあります。
下はEcosiaのホームページ。右上に小さなカウンターがついています。
カウンターの数字は、私がこのコンピューターでEcosia検索した回数。約45回の検索で木を1本植樹できるとのことです。複数のデバイスで検索したトータルをカウントしたい場合は、メールアドレスを登録する必要があります。
矢印をクリックするとEcosiaについて紹介するページになっていますが、環境への貢献だけでなく透明性やプライバシーにも配慮しているとのこと。毎月会計報告書を出しているというのでクリックしてみると、ブログ記事として掲載されていました。
翻訳は検索を多用する仕事なので、積極的に植林に貢献していきたいと思います。
なお、Ecosiaショップではオリジナルデザインの衣類などを販売しており、Tシャツ1枚の購入で20本の木を植樹できるそう。日本へも出荷しているとのことなので興味のある方はこちらからどうぞ。
Ecosia Clothing: https://ecosiashop.com/