CarbonCrocを入れました

我が家は車を運転できる人がいない世帯なので、オンラインショッピングを頻繁に利用しています。そこで気になるのが、商品配達の際に宅配車両から出るCO2。

この対策として、偶然CarbonCrocというサービスを見つけたので使い始めました。

CarbonCrocはブラウザーの拡張機能で、これをインストールすると、アマゾンで買い物をした時にカーボンオフセットをしてくれます。

 

CarbonCrocを入れた状態でアマゾンのページを見ると、見慣れた購入ボタンの上に”Feed The Croc”と書かれた緑色のボタンが表示されます。商品を購入するときは、まずこのボタンを押します。

 

すると、ダイアログが開くので、ここに配達先の住所を入力します。これはアマゾンの配送センターと配達先の距離を確認して、配達の際に排出される炭素量を計算するためなので、データは保存されないとのこと。他にメールアドレスの入力欄もありますが、こちらはカーボンオフセット証明書をメールするサービス用で、いらないなら入力不要です。

カーボンオフセットの方法は、植樹希望ならTeam Tree、植樹以外の方法がいいならTeam CO2 Removalを選択します。Team TreeはPachama、Team CO2 RemovalはPuro.earthという組織に資金提供し、炭素除去の仕事を託すことになります。

 

利用は無料だしアマゾンでの買い物代金に上乗せされるわけでもないのに、どういう仕組みになっているんだろうと、CarbonCrocサイトで確認してみると、アマゾンのアフィリエイト広告報酬の仕組みを利用しているとのこと。CarbonCrocのボタンを押して商品を購入すると、アフィリエイト広告経由で購入する時のようにトークンが発行され、CarbonCrocにアフィリエイト報酬が支払われるので、それを寄付しているわけですね。もし少額の買い物でアフィリエイト報酬がカーボンオフセットに必要な額に届かない場合は、CarbonCrocが差額を支払うとのことです。

CarbonCrocはまだ登場して日が浅いサービスですが、類似の「ショッピングで植樹に貢献」というサービスは他にもTreeClicksUCaptureなど、いくつかあるようです。

 

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