長らくアップグレードが途絶えていた日本語版ドラゴンスピーチですが、9月末についにバージョン11が発売されたそうです。
ホームページ: http://www.dragonspeech.jp/
CNETのレビュー記事: http://japan.cnet.com/digital/pc/35024472/
音声入力界の真打ちの復活は、音声入力ユーザーにとっては願ってもいない朗報。バージョン11英語版の評判の高さを考えても、かなりの高パフォーマンスが期待できるのではないかと思います。
が、ここにひとつ大きな問題が…。
仕様を見ると対応OSは「Microsoft Windows 7 SP1 (32ビットおよび64ビット) Microsoft Windows XP SP3 (32ビットのみ)」とのこと。私、Macユーザーです…orz
そこで、真打ちをお迎えするのはあきらめ、以前から検討していた代案を実行することにしました。VMWareを使ってMac上の仮想マシンに先代PCのWindows XP SP2をインストールし、昔使っていた手持ちのドラゴンスピーチを走らせる、というアイデアです。バージョン確認したらバージョン7でした。古っ!
でも実際に試してみると、これが意外に快適な使用感で、ちょっとびっくりしました。音声入力はここ数年使っていなかったので忘れていたのですが、こんなにさくさく使えるソフトだったっけ?という感じ。仮想マシンで走らせてもスピード面の違和感は全くなし。ソフトウェアのトレーニングをはしょってユーザー初期設定を済ませただけの状態で使い始めたのに、かなりの正確さでディクテーションを認識してくれ、4世代も前のソフトとは思えません。そして使い勝手の良さはMac OS Xの音声入力とは比べものになりません。いやー、やっぱり音声入力はドラゴンで決まりですww
VMWareでは仮想マシンとMac本体間で互換ファイルを共用できるらしいので、手持ちのMS Office 2007を仮想マシンに入れて使うこともできるのですが、重くなるのが嫌なので(ドラゴン+ワードの組み合わせは処理速度が遅くなりがち)、今のところはまずはEvernoteを仮想マシンにもインストールして、仮想マシン上で入力したノートからMacでコピペして使ってみています。
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