有機ガーデニングでは、殺虫剤を使わずに虫の被害を防ぐ方法のひとつとして、コンパニオン・プランティングが奨励されています。
コンパニオン・プランティングとは、守りたい植物の近くに虫除け効果のある植物を混植すること。
虫の嫌う匂いがある植物を植えて虫が近づくのを防いだり、逆に虫が好む植物をおとりとして植え、メインの植物に来る可能性を減らしたりと、いくつかのパターンがありますが、昔から定番の組み合わせというものがあるようです。
今年はつるが伸びない矮性のサヤインゲンを少し蒔いてみたのですが、その種子を買ったサイトでは豆類のコンパニオンとしてナスタチウムを勧めていたので、一緒に買って蒔きました。
が、
ナスタチウムの方が矮性のサヤインゲンより大きくなることに気づかなかったのはうかつでした。すくすく育ったナスタチウムの影に隠れてサヤインゲンの苗が見えない…。
↑ かきわけて探したところ。赤い花がサヤインゲン、黄色い花に赤い斑が入っているのがナスタチウム。
サヤインゲンに日光が届くよう、ナスタチウムを時々刈り込んでいるのですが、どんどん伸びる伸びる。
ナスタチウムは花や葉を食べられるので、剪定のついでに収穫してサラダに入れています。ちょっとぴりっとした辛味が独特。