アロットメント取得!

数日前、メールをチェックしたら自治体からのメールが入っていました。開けたらこんな内容。

I refer to your application for a garden allotment and am pleased to advise you that one has become available.
If you wish to tenant this plot, please contact the above number for further details.

Garden allotmentとは市民菜園のこと。ダンディーに引っ越してすぐに申し込みました。英国ではアロットメントの人気が高く、空きが出るまで5-6年待たされることも珍しくありません。私もその覚悟で順番待ちリストに登録してあったのですが、2年半にして空きが出たとの連絡が来たのです。
すぐに賃貸料を払って見に行ったのですが、この区画だとのこと。


 前にこの区画を借りていた人は、どうやら菜園ではなく庭として使っていたようで、野菜を育てていた様子は全くなく、灌木や球根が植えられた花壇が芝生を囲んでいました。区画全体も生け垣で囲まれています。あまり広くない区画なのに物置小屋が2つもあって、そのうちひとつはアームチェアやコーヒーテーブルを置いて居間のように使っていたようでした。いちばん奥にある区画で、目の前は線路なので人通りはありません。2つの小屋は他の区画に背を向けるように並んでいるので、他の区画の人の目も届かないプライベートな庭という印象です。菜園のルールには「区画の半分以上は食用の作物を育てるのに使用すること」と書いてあるのですが、あまり厳しく取り締まっていないようですね(笑)。
我が家の場合は庭はすでにあるので、まず芝生をはがして野菜を育てるスペースを作るところから始めることになりそうです。小屋も2つは要らないから、片方は家に移して代わりに温室を置きたいなあと思ったり。
ただ、アロットメントの空き区画は通常、菜園の面倒を見ることができなくなった人が手放すことで生じるもの。だからずっと放置されてぼうぼうに荒れていることが多いのに、ここは芝生も短く刈り込んであるし、雑草もまったく生えていないようだし、物置小屋の中にはきれいに使われている庭道具一式がぎっしり詰まったまま。そこで「これ、本当に空き区画なの?」という疑惑が生じてきました…(汗)。
というわけで、自治体の担当の人が念のため手違いがなかったか確認してくれることになっています。
その人の話によると、今年はなぜか3つの区画が一気に空いたので、もしこれが間違いでこの区画にまだ人がいたのだとしても、他に空いてる区画をくれるから大丈夫だよ、とのこと。(ほっ)
で、そちらも見せてくれたのですが…。

こちらはまさに典型的な「菜園の面倒を見ることができなくなった人が手放した、放置されてぼうぼうに荒れている」区画でした。芝生の区画より広く見えますが、小屋の有無の差なのかな?こちらの場合はまず雑草退治からのスタートになりますね…。

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