英国翻訳通訳協会のSlow Translation Manifesto

私が所属している業界団体 英国翻訳通訳協会(ITI: Institute of Translation and Interpreting)は、今年6月に「 Slow Translation Manifesto 」と題する声明文書を発表しました。誰でも手元のスマホで気軽に無料の機会翻訳ツールを利用できる時代においても、熟練翻訳者による人力翻訳は重要な役割を果たすと宣言する内容です。

J-Net夏季ワークショップで講演しました

カーボンリテラシートレーニングの一環として、具体的な行動計画を2つ提出しなければなりませんでした。ひとつは個人行動、もうひとつはグループ行動です。そこでグループ行動として「ネットワークでつながりのある日本語翻訳者を対象に、CPDイベントの一環としてカーボンリテラシーに関して講演する」という計画を立て、7月にロンドンで開催されたJ-Net夏季ワークショップで講演しました。

歩いてウェビナー

去年はパンデミックの影響で、講習会やワークショップなどの多くがキャンセルされました。しかし、オンライン開催に移行したイベントも多かったので、「トレッドミルで歩きながらウェビナーに参加したら運動と勉強を両立できて効率的なのでは?」と…[続きを読む]

Translation slamを視聴しました

“Translation slam”という言葉、聞いたことがありますか?翻訳者の対決バトルのことで、2人の翻訳者が同じ原文をイベント前に翻訳し、当日は2つの翻訳を並べて、それぞれの翻訳者がなぜこう訳したのかを説明する、という趣向です。数年前から耳にするようになった企画ですが、今回初めて視聴者として参加する機会がありました。